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「スクール・オブ・アドテク」パート1:頭字語とは

AppLiftの新シリーズ、スクール・オブ・アドテクへようこそ。ここでは、アドテクの謎を解いていこうと思います。アドテク初心者方も、もう一度おさらいをしたい方にとっても役立つシリーズとなっていますので、是非最後までお付き合いをお願いします!

パート1「頭字語とは」では、アドテクで最も多く使われる「頭字語」を解読、アルファベット順で解説しています。

それでは一つずつ見て行きましょう!

API : 「Application Programming Interface(アプリケーション・プログラミング・インターフェイス)」の略語です。規約や関数などのルールの集合体で、プログラミングをする際に用いられます。またAPIはSDK(何の頭字語なのか、当ててみてください!)と共に使われることが多く、通常のバナー広告またネイティブ形式の広告を自動配信することを可能にします。もちろんAPIとSDKが別々に用いられることもあります。

ARPU:ARPU、またはAverage Revenue Per User(1ユーザーの平均収益)は明らかですね!これはユーザー一人当たりの平均収益で、全収益額を全ユーザー数で割る方式で算出されます。

ASO:App Store Optimization(アプリ・ストア・オプティマイゼーション)とはアプリストア内のアプリの可視化や見つけやすさを改善させるためのプロセスです。

CPA:Cost Per Action(コスト・パー・アクション)とは、ユーザーがアプリで特定のアクションを完了した際、そのアクションの対価として広告主が払うコストです。この行動は様々で、ユーザー登録や課金等、広告主が自由にパラメータが設定可能です。

CPC:Cost Per Click(コスト・パー・クリック)とは、広告がクリックされた時、広告主から配信先にその対価として支払う金額です。一般的にウェブ広告によく使われるコストモデルです。

CPFT:Cost Per First Transaction(コスト・パー・ファースト・トランザクション)、またはCPFTは一般的に、カスタマーが初取引を完了した時に、パブリッシャーに支払う広告モデルです。特定の広告主(例えば電子マネーアプリ、Mコマースなど)に使用されています。これは具体的なCPAの例です。

CPI:Cost per Install(コスト・パー・インストール)とは、1インストールごとにコストが発生する広告モデルです。

CPM:ウェブ広告によく使われている広告モデルであり、CPMまたはCost Per Thousand Impressionsとは、広告主が1000単位の広告ビューに払う値段です。

CTR:Click-Through Rate(クリック・スルー・レート)の頭字語です。広告を見た人がその広告をクリックする割合を出したもので、広告のクリック数を合計のビュー数で分けた数値です。例えば、クリックが100回、 広告ビューが1000回発生したとします。その場合CTRは10%となります。CTRが高いとターゲティングされているユーザーがその広告は自分に関連があると判断したということが言え、CTRはこれを表す良い指標です。

CPS:A Cost Per Sale(コスト・パー・セール)またはCPSモデルでは、広告主が広告を通じて発生した取引に対して支払うことが基本で、CPFTとも似ています。

DCO:Dynamic Creative Optimization(ダイナミック・クリエイティブ・オプティマイゼーション)の頭字語で、広告主がリアルタイムでクリエイティブを修正、最適化し、全てのインプレションから発生するビューに適切な広告コンテンツが提供できる技術です。テキスト、イメージ、リンクなど、広告のクリエイティブを最適化する作業がこれに当たります。

DMP:Data Management Platform(データ・マネージメント・プラットフォーム)とは、データの倉庫と言えます。自社データを管理し他社データと連動することで、ユーザー情報や行動の紐付けを行い、メディアバイイングを最適化することが可能です。

DSP:Demand Side Platforms(デマンドサイドプラットフォーム)とは、広告主が広告スペース購買の自動化や、キャンペーンのモニターリングに使える技術プラットフォームです。

eCPI:Effective cost per installとは、課金モデルがCPCもしくはCPMの場合、広告主が各インストールごとに支払ったコストを測る指標です。

eCPM:eCPMと略されるEffective cost per thousand impressionsとは、支払いモデルがCPMではないときに用いられるパブリッシャー側の収益率を図る方法です。

I/O:よく単純にI/Oと略されるInsertion orders(広告経済申込み)とは、広告主やエージェンシー、パブリッシャーの間の広告キャンペーンの詳細を明記した契約書です。プログラマティック、もしくはノン・プログラマチック・チャンネルを通じて運用されるキャンペーンに使えます。

LTV:ユーザーのLTV、もしくはLifetime Valueは、初インストールから最終ユーザーインタラクションに至るまでのライフタイムにおいて、ユーザーがもたらす予想収益です。あくまでも予想であり、実際の収益数値ではないことを理解するのが重要です。

SDK:Software Development Kit(ソフトウェア開発キット)の頭字語です。もともとはSDKは開発者にAppleのiOSまたはGoogleのAndroidのような、特定プラットフォーム用アプリケーションが開発できるソフトウェア開発ツールです。しかし、モバイル・アドテクでSDKはパブリッシャーのアプリケーション及び広告ソフトウェア・プラットフォームと通信できるように、モバイル・アプリに組み込まれたコードの一部です。SDKはモバイル・アプリの分析、収益化のような様々な道で使われています。

SSP:Supply Side PlatformまたはSSPは、媒体側で広告主にとってのDSPのような役割を果たします。パブリッシャーはインベントリーを提供、広告を掲載します。SSPを通して広告の売り買いが行われます。

次回もお楽しみに!ご希望のトピックがあればコメント欄からメッセージをお願いいたします!

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